メディカルダイエット(マンジャロ注射)について


診療案内
外来通院中の皆様へ
透析で通院中の皆様へ
入院の方へ
マンジャロは、GIP/GLP-1受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの2型糖尿病の新薬です。過剰な食欲を抑制する効果や満腹感を高め、過食を予防する効果が期待できます。


1.初回来院時:治療開始基準の確認
①身⾧・体重を測定し、現在のBMI(Body Mass Index)を確認します。(18歳未満、70歳以上の方には処方を行っておりません。)
②診察を受けていただきます。
BMI ≧23の方は医師の診察を受けていただきます。
・目標体重の設定
・お薬の説明(特徴や使用法、副作用など)
・費用の説明を行います。
説明にご納得いただき、その上でメディカルダイエットを希望される方は、ステップ③に進んでいただきます。
③血液検査を行い、マンジャロの処方が可能かどうかを調べます。
治療開始前の健康状態および治療経過の基準を確認するために血液検査(自費)を行います。
2.検査結果確認+処方
④お薬の処方を行います。
血液検査結果を元に、メディカルダイエットの導入が可能と判断した場合、1回目のお薬を処方します。初回の処方はマンジャロ2.5mg 2本(2週間分) もしくは4本(4週間分)となります。お腹の副作用が多いお薬ですので、まずは2週間分をオススメしています。
偶数単位の本数で処方が可能です。
<価格>
※初診の方の場合
初診料 2200円+血液検査料 4400円=6600円
(すでに美容外来や通常の外来で通院中の方は初診料不要、再診料+検査料のみ)
その結果を受けて2回目に処方(2.5㎎ 2週間分)
再診料 1100円+お薬代 11000円=12100円という流れです。
【副作用】
・消化器症状:
食欲低下、胃の不快感、嘔気、張り、便秘、下痢 かなりの方にお腹の症状が副作用として出現しますが、多くは2ヶ月3ヶ月ほどで慣れてきます。 お薬(マンジャロ注射)自体に食欲抑制効果がありますが、副作用が出現することも減量効果に役立っているため、お腹の副作用については程々に我慢する必要があります。
・低血糖症状:
添付文書上、低血糖症状が記載されていますが、実際のリスクは低いとされています。 ただし、他の血糖降下薬と併用した場合や、極端な食事制限を行った場合は注意が必要です。
・急性膵炎:
マンジャロは膵臓に働きかけてて血糖を下げるインスリンの分泌を促すため、過度な負担が原因で急性膵炎が発生することがあります。膵炎の症状には持続する激しい腹痛や背部痛があります。
通常の使用で膵炎が発症することはほとんどありませんが、BMI値が18未満と低いにもかかわらず無理なマンジャロダイエットを行い、膵炎が発症した例が海外で報告されています。そのため、当院ではBMI<20の方には処方しておりません。
もしマンジャロ使用中に激しいお腹の痛みを感じた時はすぐにお薬の使用を中止してください。
・胆石症・胆嚢炎:
0.1%未満ですが、可能性が報告されています。脂肪を多く含む食事を控えるようにすることが重要です。また、無理な食事制限は行わず、空腹時間を⾧くしないようにしましょう。
・その他:
蕁麻疹や筋肉痛、注射部分の痛み・赤み・痒みなどが出現することがあります。
その他よくある質問に関してはこちらをご覧ください。
※完全予約制(0965-32-2606)です。
※メディカルダイエットは保険適応外のため、診察検査お薬の処方全てが自費となります。
※当院はマンジャロに関して、対面での診察および処方のみ行っております。

