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血糖測定について
自己血糖測定器の保険適応について
血糖値を下げる注射薬(インスリン製剤とGLP-1受容体作動薬)を使用中の方には、血糖自己測定に対して公的医療保険が適応されています。これは血糖自己測定加算という診療報酬で、血糖測定値に基づく指導を行うために血糖測定を仕様した時に適応となります。
血糖測定のためのセンサー、針、穿刺具などの消耗品や、測定器の費用を含んでいます。この診療報酬は1か月に1回のみ算定されるので、公的医療保険の範囲内で1か月にお渡しできる消耗品の個数には上限があります。測定の回数やタイミングなどは基本的に決められた範囲内で行って下さい。
注射薬での治療をしていないけれども、よりよい自己管理を目的に血糖自己測定を希望される方や、病院で指示された回数よりも多いタイミングで血糖を測定したい方は、ご自身で調剤薬局にて自費(保険の範囲外で)お求めいただくことも可能です。
血糖自己測定加算とは別にかかる費用として、注射製剤で糖尿病を治療されている方には、在宅自己注射管理料があります。
血糖値の高い状態が続いてしまうと、全身の血管で微細な炎症が引き起こされ、さまざまな血管の病気を起こしてしまいます。
一般的には神経障害による手足のしびれや、目の網膜を障害されることによる視力低下、そして血管の塊である腎臓で腎機能障害を起こし、腎機能が低下します。
血糖自己測定をうまく活用して、よりよい血糖コントロールを目指しましょう。
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